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建築設計特論 受講
大学院生+垣田ゼミ4年生
建築模型展 「SCALE MODELS」

建築設計特論を受講した大学院生と、垣田ゼミ4年生が作成した、近代建築と現代建築16作品の1:500と1:20建築模型の展覧会です。
模型は建築と周辺環境の関係を考察する1:500と、それぞれの建築のコンセプトが最も表れていると考えられる部分を切り出した1:20で製作されました。対照的に小さなスケールと大きなスケールでつくられた模型群が、「さまざまな透明性」という今年のキーワードのもと、新しい気付きをもたらしてくれることを期待しています。
なお、7/21(金) 18:30より、オープニング・パーティーを行います。多くの方々のご参加をお待ちしております。

出展者:上中 美紀、 米村 侑希子、 桐山 萌絵、 大出 健斗、 篠原 裕介、 伊東 裕太郎、 寺田 晃、 今西 勇輝、 九十九 康太、 辻尾 隆輔、 流川 大樹、 池田 大倭、 森田 雄士、 郡 拓郎、 奥 大輝、 松村 萌香

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会場及びオープニング・パーティーの様子です。

ご来場ありがとうございました。

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フランス国立建築学校 パリ ラ・ヴィレット校
レクチュア+ゲストクリティーク

フランス国立建築学校 パリ ラ・ヴィレット校の都市スケールの課題を扱う設計演習授業に垣田博之が参加しました。

近畿大学建築学部で学生たちと進めたプロジェクトや、垣田博之建築設計事務所の城崎でのプロジェクトなど、都市的、社会的なプロジェクトについてのレクチュア「SMALL URBAN AND SOCIAL PROJECTS」には、学生たちから多くの質問があり、活発な議論が展開しました。フランスの建築学生たちが、建築の都市的、社会的側面に深く関心を持っていることが強く印象付けられる機会となりました。

その後の各設計チームの案の批評では、設計チーム内での議論、教員の批評に対しての応答や議論が半日をかけて行われ、十分な時間をかけて議論することで設計案をつくりあげていく、フランスの建築学校の伝統を改めて感じることができました。

同校は垣田博之が、25年前に文部省給費交換留学生として学んだ学校であり、今年度から近畿大学 建築学部との間で交換留学を行なっている学校でもあります。中庭には、以前と同じように、学生が自主的に運営するカフェがあり、自由な雰囲気の中でじっくり建築を学んでいく、懐の深い学びの場の雰囲気に浸ることができました。

今回のレクチュア、ゲストクリティークは、同校の日本との交換留学の窓口である、マルク・ブルディエ教授の招きにより実現しました。

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レクチュアと授業、及び学内の様子です。

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建築設計特論 受講
大学院生+垣田ゼミ4年生
建築模型展 「SCALE MODELS」

築設計特論を受講した大学院生と、垣田ゼミ4年生が作成した、近代建築と現代建築11作品􏰀1:500と1:20建築模型􏰀展覧会です。
模型􏰁は建築と周辺環境􏰀関係を考察する1:500と、それぞれ􏰀の建築􏰀コンセプトが最も表れていると考えられる部分を切り出した1:20で製作されました。 対照的に小さなスケールと大きなスケールでつくられた模型群が、さまざまな新しい気付きをもたらしてくれることを期待しています。
今年􏰁は<MATELlALlTY lN CONTEXT>: コンテクスト􏰀中での素材感をテーマとし、周辺環境と􏰀の応答􏰀の中でどのような素材や素材感が選􏰂ばれている􏰀かにフォーカスを絞った模型表現としています。
7/22(金) 18:10より、オープニング・パーティーを行い、建築学部1年生など、多く􏰀の方々􏰀の参加と質疑応答があり、和やかな会となりました。
出品者 : 辻 陽平、下村 啓太、岡田 穂菜美、土井 康永、小濱 文悟、樽本 光弘、 大出 健斗、木岡 佳孝、井手 隆介、岸本 岳、後藤 勇人、松浪 崇斗

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会場及びオープニング・パーティーの様子です。

ご来場ありがとうございました。

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2016 近畿大学 建築学部 卒業設計
垣田ゼミ所属4年生
各賞受賞作品

2016年3月、垣田ゼミから10名の4年生が卒業しました。垣田ゼミ卒業生は卒業設計最優秀賞を始め、 多くの賞を受賞することができ、大きな成果をあげました。
今年度、賞を受賞した卒業設計とゼミ生のプロフィールを紹介します。

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建築設計特論 受講
大学院生+垣田ゼミ4年生
建築模型展 「SCALE MODELS」

建築設計特論を受講していた大学院生と、垣田ゼミ4回生が作成した、近代建築と現代建築14作品の1:500と1:20建築模型の展覧会を開催いたします。
模型は建築と周辺環境の関係を考察する1:500と、それぞれの建築のコンセプトが最も表れていると考えられる部分を切り出した1:20で製作されました。対照的に小さなスケールと大きなスケールでつくられた模型群が、さまざまな新しい気付きをもたらしてくれることを期待しています。
なお、7/21(火) 18:10より、オープニング・パーティーを行います、多くの方々のご参加をお待ちしております。

出品者:小谷 勇太、神田 峻伸、島袋 竜次、東野 多容、桑野 仁夢、伏見 啓希、堀越 隆一、高畠 裕穂、本近 優実、中居 和也、住本 真吾、大槻 洋介、渡辺 貴登、土井 康永

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会場及びオープニング・パーティーの様子です。

ご来場ありがとうございました。

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近畿大学 建築学部生
総合理工学研究科 大学院生
コンペ入選作品展

2014年度は、学外の建築設計コンペに建築学部生、大学院生が積極的に応募した結果、多くの作品が入賞し、大きな成果を上げました。
この展覧会は、それらの作品を広く近畿大学内外の方々に観ていただくこと、また、建築学部1年生、2年生がこれからの目標を見出すことを目的として開催します。
なお、展覧会のオープニング・パーティーを 2015年2月7日(土)18:10より、同ギャラリーにて開催します。
景観開花2014 佳作:藤原優也(M1) + 門前宏紀(M1) + 西田裕作(M1) + 亀田翔太(M1) + 山村武史(M1) + 喜田昌子(M1) + 新居塔治(M1)
歴史的空間再編コンペ 9等:今井裕也(M2)、11等:上田晃平(4年)、50選:島袋竜次(4年)
NEXTA'14 優秀賞:上田晃平(4年)
島田陽賞:竹村優里佳(4年)
キルコス2014 佳作:西田裕作(M1)
ハーフェレ2014 ハーフェレ賞:田中翔太(3年)
建築新人戦2014 101選:湯之上純(3年)、前田祥明(3年)、前芝優也(3年)、藤澤佑太(3年)、畑島謙成(3年)
JACS 住宅設計コンペ2014 佳作:道ノ本健太(4年) + 寺前徹哉(4年)

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ご来場ありがとうございました。

受賞作品及び、展覧会場の写真をUPいたしました。

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建築設計特論 受講
大学院生+垣田ゼミ4年生
建築模型展

建築設計特論を受講していた大学院生と、垣田ゼミの4回生による展覧会を開催いたします。
出品者は、藤原 優也、西田 裕作、田辺 愛、西野 真伍、山下 育宏、門前 宏紀、岩橋 功一郎、大野 健勇、亀田 翔太、山村 武史と、 駿河 純希、小谷 勇太、神田 峻伸、小浦 紘史、島袋 竜次、上田 晃平、樽本 光弘、森 裕介、末冨 賢志、德原 滋人、村上 礼治、小濱 文悟の皆さんです。
プレオープンは2014年7月20日、オープニングパーティーを2014年7月28日18:30より、近畿大学建築学部(33号館)1階ギャラリーにて開催しております。
ぜひお越しください。お待ちしております。

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ご来場ありがとうございました。

皆様の温かい声援のうち、展覧会は終了いたしました。
展覧会及び、オープニングパーティの写真をUPいたしました。

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Projects

SHARE VILLAGE KOWAKAE

WORK COLLABORATED WITH STUDENTS, ENTRUSTED RESERCH PROJECT
IN PROGRESS. Last update 2017.07.09

近畿大学は近年、国際学部など学部の新設や定員の増加などによって、留学生を含む学生数が増え、大学周辺の学生住居の需要が拡大している。本プロジェクトは、近畿大学の近くに、学生のための賃貸集合住宅を計画している第一住建と、近畿大学建築学部垣田研究室の産学共同プロジェクトである。私たちは、計画地周辺のリサーチを通して、スーパーマーケット、惣菜店や精肉店、鮮魚店などの食品販売店が多く近接しているという計画地周辺の特長を発見した。それを生かして、いわゆるワンルーム・マンションの形式ではなく、共有のキッチンやダイニング備えた学生シェアハウスとしての集住の場をつくり出すことを考えた。また、リサーチの過程での、小さな家型のエレメントを景観上の特長とする路地的な街路の豊かさの発見は、地域の生活の豊かさや風景の豊かさを集住施設の豊かさにつなげる手がかりとなった。
1階の住人は、シェアキッチンやシェアダイニング、さらに、互いに刺激を受けながら勉強できるシェアスタディ・スペース、領域横断的に本が揃えられたシェアライブラリーを共有して生活する。2階〜4階のユニットはワンルームの中に生活に必要な機能が揃えられているが、1階のさまざまなシェアスペースを使うことで、より豊かな学生生活が楽しめるように計画している。キッチン+シェアダイニング、スタディ・スペース、シェアライブラリーはそれぞれのスペースに隣接して住む、料理好きであったり、本好きであったりする学生が管理する代わりに、家賃を他の学生より安く設定する計画である。また、施設全体に豊かに配置された緑は、4階の家型ユニットに住む緑が好きな学生が育てる予定である。
一見、個性より均質性が勝っているように見える学生たちは、実は多様で魅力あるさまざまな強みや知識、個性を持っている。集住の場としての建築が、等質性や均質性を超えた場となることで、学生たちがそれを生かし、お互いに共有できる生活の豊かさが実現することを願った。


UTSUROI : 1st PRIZE, PROPOSAL FOR OLD FIRESTATION AT KINOSAKI

IN PROGRESS. Last update 2017.04.03

豊岡市城崎町は、志賀直哉の「城の崎にて」で知られる温泉と文学の街であり、最近では、舞台芸術のための城崎国際アートセンターの開設や、海外旅行者の急増によって、新たなにぎわいが生まれている街でもある。
本プロポーザルは、使われなくなった旧消防署の建物を有効利用し、景観やにぎわいに貢献する施設をつくるために市が公募したものである。
街に開かれたオープンカフェ、地元出身の日本画家のギャラリー、風景画がインテリアに組み込まれた宿泊室などの機能が、この地域特有の「川霧」のような外観の中に展開する。
UTSUROIというプロジェクトコンセプトは、旅行者や街の歴史の変遷と、湿潤な日本的空気感の四季の中での変化という二重の意味を含んでいる。
プロジェクトは、日本画家や映像作家とのコラボレーションのもと進められ、2018年秋、竣工の予定である。


TEA HOUSE OF RECYCLED CARDBOARD

WORK COLLABORATED WITH STUDENTS

近畿大学建築学部では、対話のための最小空間としての「茶室」を課題とした学生コンペを開催している。社会的な問題解決につながる間伐材などの素材を毎年選定し、その特性を生かすことをテーマとするこのコンペで、今年は「再生段ボール」を素材に選んだ。
「再生段ボールの茶室」は、最優秀となった2年生中野照正の設計案をセルフビルドで製作したプロジェクトである。
大和板紙、丸一興業bolda事業部の協力のもと、学生たちは再生紙工場を見学し、最も再利用が進んだ素材としての「紙」の社会的側面を学んだ。その後、4日をかけて、自分たちの手でカッティングと、組み立てを進め完成させた。
芯材まで純白である大和板紙の高強度再生段ボール「ミルダン」の特長を、光の反射を生み出す構造によって生かした作品である。その制作過程で私たちは、「素材」、「スケール」、「光」という古来から建築の基本となってきたテーマを、改めて身をもって学ぶことになった。

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PHOTO : TOMOKI HAHAKURA

YAENOSATO PALLETSCAPE

WORK COLLABORATED WITH STUDENTS, ENTRUSTED RESERCH PROJECT

近鉄八戸ノ里駅 近大行きシャトルバスのバス停向かいの緑地に、近大生と地域住民のための憩いのスペースをセルフビルドで製作した。
このプロジェクトは、東大阪市地域研究助成金を受け、「学生のまち東大阪」賑わい創出の実践研究として、建築学部 垣田研究室の教員と大学院生:垣田博之、山村武史、小谷勇太、神田峻伸、島袋竜次によって進められた。
近畿大学建築学部ギャラリーで展覧会を開催してプロジェクトを公開した後、八戸ノ里商店街の中の空き店舗を借りたワークショップで1ヶ月をかけ、製作過程を公開して実物作品を製作した。材料には、中古の木製パレットと、間伐材を材料とする新品の木製パレットとを用いている。

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PHOTO : TOMOKI HAHAKURA

HIDEOUT OF THINNED TIMBER

WORK COLLABORATED WITH STUDENTS

「間伐材の茶室」をテーマに近畿大学建築学部の学内コンペを行い、最優秀となった2年生5名のチーム : 松村 望、吉田 晏南、鄭 将吾、丹田 千晴、松村 萌香の設計案「間伐材の秘密基地」をセルフビルドで製作したプロジェクトである。
材木会社アルブル、国崎グリーンセンター啓発施設、NPO法人日本森林ボランティア協会の協力のもと、学生たちが実際にヒノキの林から間伐材を運び出し、建築学部ギャラリー に、自分たちの手で組み上げた。
自然環境と木材、素材と空間や身体といった、建築の根源的なテーマを身を持って学ぶことができたプロジェクトである。
ギャラリーだけなく、建築学部の校舎全体に広がったヒノキの香りは、建築学部の学生たちの感覚を刺激してやまなかった。

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PHOTO : TOMOKI HAHAKURA

T-HOUSE

IN PROGRESS. last update 2015.08.14

小都市の郊外、宅配会社のトラックヤードに面する鋭角的な敷地に計画された住宅である。
北側のトラックヤードに対して閉じ、おおらかな広がりを持つ南側の風景に床レベルを上げて開くことで、楔(クサビ)のようなフォルムが生まれた。
内部はスキップフロアで緩やかに空間をつなぐことで、V字を描く動きと空間の広がりを生み出している。現代都市の郊外に特有の性格を持った敷地に、のびやかさを持った生活の場をつくりだすことを目指している。


KYOTO CULTURE AND MEDICAL COLLEGE

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

京都の二条城と地下鉄駅を挟んで向かい合う敷地での専門学校の計画である。
外装を溶融亜鉛めっきりん酸処理の縦ルーバーで構成し、最上階の4階に日本の文化を学ぶための多様なイベントに対応する90畳の和室と12畳の茶室を、寄棟の勾配屋根と軒下の縁側空間を組み合わせて配置した。外装縦ルーバーの素材感と、極限まで削ぎ落とされた軒先の抽象性が拮抗し、緊張感のある外観が形成されることをねらった。
二条城を望むテラスを緩やかな階段の踊場に設け、ガラスのシャフトを持つエレベーターと組み合わせて全体の機能的結節点としている。この場所は内部のアクティビティを外部に表出させる外観のフォーカルポイントとなり、これに面する光庭は庭園に沿って巡るように導かれるアプローチとエントランスホールに縦方向の広がりをもたらす。縦ルーバーの内側にはバルコニーを設けて外観の奥行を創り出し、これを空調屋外機の配置や設備配管のための場所としても使用している。
重層する境界と奥行きをシンプルな外観の中に創り込むことで、日本の伝統建築の中に組み立てられた、シークエンスの演出、風景と内部空間の接続といった空間的コンセプトを、現代建築の中に新しい形で再生させることを目指している。


HAKURO SAKURAJIMA STEEL CENTER

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

臨海工業地域の倉庫群と小さな民家のならぶ住宅地の境界に建つ、工場と小規模な事務所の計画である。道路をはさんでUSJがあり、建築地はUSJの周囲に配置された緑地と向かい合っている。 REFLECTIONというコンセプトのもと敷地のコンテクストを反映して事務所棟と工場棟バックヤードを家型のヴォリューム、工場棟をミニマムな箱として配置した。工場棟の外装は下端約1mをガラスとした上で、シームレスな反射性の素材としてUSJの緑地を100m以上にわたって映し出している。
工場棟には全周に開閉できる地窓を設け、足元に配置した緑が作業スペースから見えるようにした。これにトップライトを組み合わせて自然通風を確保している。工場棟バックヤードと事務所棟には樹木のあるウッドデッキテラスを設け、内部の機能に応じたヒューマンスケールの開口から自然光や自然通風を採り入れる構成とした。
建築主は、この計画によって従業員の労働環境と企業イメージを向上させ、従来の鉄鋼工場のイメージを変えたいという思いを持っている。この建築主ニーズを環境共生という時代ニーズにREFLECTさせることで、多様な意味で環境と対話する、新しい美学を持つ建築をつくりだそうとしている。


ESLEAD BLDG. HONMACHI

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

本町通りに面した敷地に建つ、1階に店舗、2階~14階にテナントオフィスを配置したオフィスビルである。既存地下躯体を利用した免震構造とコンクリート打放しのRC耐震外壁によって、無柱の17.5m×29mの執務スペースを確保している。
通りに面するファサードにランダムに設けたルーバーの後ろには、設備給気口、自然通風をもたらす開閉可能な開口部を配置し、代用進入口としても機能させている。また、柱に組み込まれたダクトと、ガラススクリーンの後ろのノズルによる簡易エアフローを装備し、<呼吸するファサード>を構成している。 共用空間にも視線の抜けや自然光を取り込む仕掛けをつくりだし、人間的スケールでさまざまなシーンが展開するようにした。
自然光や自然通風を生かし、多様な場所をつくり出すことで均質なだけのオフィススペースとは違う、ワークプレイスの新たな快適性を追求している。


SHIONOGI KYOTO BRANCH OFFICE

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

20m角の平屋のオフィスビルである。簡潔な正方形のヴォリュームを隣地からの引きをとって配置し、建物周囲および屋上を可能な限り緑化することで、熱負荷の低減と周辺環境との調和をはかっている。
外壁は4周をアルミスパンドレルとし、それぞれの面に割り振った機能に則して形式の異なる開口を設けている。外周の100mmの厚みの中に鉄骨角柱とブレースを配置する構造計画によって、鉄骨造で、内部に現れる柱を最小限にすることと、連続した大きく自由な開口を可能にした。ガラスの開口を集中して大きくとることで、開口率が大きくなくても十分な開放感が得られるよう工夫した。外壁と屋根には高い断熱性を持たせ、熱負荷を抑えている。
コアは外周壁から独立させ、主要な間仕切りをガラスパーティションとしている。また、書類キャビネットはコアを中心とした壁に埋め込んだ。これによって、建物の内部全体が広がりを持つひとつの空間として感じられることをねらった。小さな四角い平面の上にさまざまな視線の抜けと風景の切り取り、空間の奥行きが生まれ、機能的で広がりのあるワークプレイスが形成されることをめざした。


TAKEBISHI HEADQUARTERS PROJECT

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

電気制御機器、建築設備機器の設計・請負を業務とする本社ビルの増築計画である。エレベーター、トイレ等のコアを既存のままとしながら、オフィススペースを増設すること、レクチャーや製品展示会に対応するホールを設けることが求められた。さらに、新たなワークプレイスはできるだけ柱のない、まとまりのある空間とし、オフィススペースの近くに、打合・ミーティングのための場所を設けるという条件が示されていた。
要望条件に対し、14mスパンのボイドスラブと両端の400mm厚の壁による構造で、35m×14mの無柱でワンルームのワークプレイスを計画した。ダクトや配管を集約し、ボイドを空調ダクトとして使用することで、天井の大半を打放しコンクリートの直天井として3600mmの天井高を確保している。既存棟と増築棟は開放的なガラスカーテンウォールの廊下によって結び、1階に庭と一体に使用できるホールを配置した。
ミーティングスペースは、 4m×2.9mの1枚ガラスを嵌めた出窓状の張り出しとして整形なデスクエリアと両立させた。出窓の側面は開閉して自然通風が得られる構成とし、排煙窓・代用進入口としても機能させている。また、5階の過半は芝生面とウッドデッキテラスとし、各階のワークプレイスから、ガラスボックスに収められた階段でアクセスできる社員のためのオープンスペースをつくりだしている。
建築・構造・設備のさまざまな技術を空間的に統合することで、環境への配慮とワークプレイスの快適性を、先端的に社会に発信するオフィスビルをつくりだすことをめざした。


OMRON KUSATSU 3rd BLDG.

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

1階に工場、2階に実験室、3階に開発部門のオフィスを配置し、各機能が連携して技術開発を行うための建物である。
65m角の外周をRC耐震壁で構成し、内部空間のフレキシビリティーを確保している。この連続する壁面を欠き込むように開口を設けることで、外部環境を内部に取り込むことを意 図した。
4面の開口と直交するように配置され、水田の畝のようにも見える照明計画や、周辺環境と方向性を意識させるフォトアートを空間要素に組み込み、環境と連続する感覚を呼び覚 ます新たな執務空間の創出をめざした。


NADAHAMA SPORTS ZONE CLUBHOUSE

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

神戸製鋼所が、神戸発電所の開設に合わせて拡充した灘浜スポーツゾーンに新築されたクラブハウスである。ガスタンクや倉庫、高架の高速道路などの巨大な構築物に固まれたインダストリアルな風景のなかで、放置されたように敷地に残ったユーカリ林が、唯一自然と人聞のスケールを感じさせる存在であった。
このユーカリ林とのインタラクティブな関係性のなかで、身体を覚醒するスポーツの合間の一時を過ごすのにふさわしい空間をつくることを考えた。ユーカリ林に添って厚さ<14>0mmのフラットスラブを3mの高さに浮かべることで全体を統合し、その下部で、内部と外部が貫入し合い、緑や光と建築とが穏やかに融合されるような空聞をイメージした。境界の暖昧な建築は、新たな風景を形成するランドスケープのなかに、その一部として織り込まれている。
厚さ140mm のコンクリートのフラットスラブは、溶融亜鉛めっき仕上げの、140Φの無垢の鉄骨柱で支持されており、先端部分で100mmの薄さにまで削ぎ落とされている。
更衣室、トイレなど採光、通風とプライバシーの確保の両立が求められる場所は、ジャロジーの開口をりん酸処理された溶融亜鉛めっき有孔折板で覆っている。屋根の一部は亜鉛メッキルーバーとし、自然光がやわらかく拡散する屋外スペースをつくりだすとともに、複雑な陰影の効果を建物全体にもたらしている。内装についても、コンクリートブロック化粧積の壁画など、構造材をそのまま仕上として用い、うつろいゆく光と影の効果が、これら工業的素材の狙特の質感と干渉することをねらった。
利用者が、スポーツで覚醒された身体感覚で工業的素材の意外な美しさを発見し、その表情の変化の中に自然を感じとってくれることを期待している。


ROHM WELFARE FACILITY

WORK IN TAKENAKA CORPORATION

敷地周辺には、生産や研究のための施設が集約されており、いずれも閉鎖的な外観を持っていた。その中で、食事やコミュニケーションのための場として、全面ガラスカーテンウォールの開放的な外観を採用した。単純な直方体のガラスボックスを基本に、テラスと中庭を抜き取り、これをガラスルーバーと可動屋根で埋め戻すという構成をとっている。
太陽電池ガラスを組み込んだ可動屋根は雨天時と、日差しの強い時に中庭を覆う。可動屋根の開閉は、雨センサーによって自動的に行われ、天候によって空間のありかたを変化させる。施設へのアプローチは中庭を通るよう計画しており、内部空間も、中庭を中心に緩やかに分節した。また、テラスを通して中間期の自然通風を確保している。
いろいろな場所で風や緑、自然光を感じられるようにしながら、建築の表情が、時刻や天候によって複雑に変化するよう構成した。太陽電池の他に、氷蓄熱、自動調光、生ゴミ処理といった設備システムを採用し、自然を敏感に感じ取ることのできる、環境にやさしい建築をめざした。



Research

ARCHITRAVELS 11

SETOUCHI TRIENNALE 2016

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ARCHITRAVELS 10

ECHIGO TSUMARI ART TRIENNALE

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DIY FURNITURE

ENTRUSTED RESERCH (last update 2015.09.28)

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BOOK DESIGN 01

ENTRUSTED RESERCH

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INTERACTIONS

RETROSPECTIVE EXHIBITION

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ARCHITRAVELS 09

SWISS ARCHITECTS

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ARCHITRAVELS 08

HERZOG AND DE MEURON

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ARCHITRAVELS 07

ARCHITECTURES IN NEW YORK

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ARCHITRAVELS 06

ILLINOIS INSTITUTE OF TECHNOLOGY

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ARCHITRAVELS 05

SEATTLE PUBLIC LIBRARY

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ARCHITRAVELS 04

DUTCH ARCHITECTS

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ARCHITRAVELS 03

KUNSTHAL

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ARCHITRAVELS 02

MVRDV

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ARCHITRAVELS 01

EDUCATORIUM

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Office + Lab

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Biography

Profile

1987年 兵庫県立豊岡高等学校卒業
1987年 京都大学工学部化学工学科入学
1989年 化学工学科から建築学科に転学科
1991年 京都大学建築学科卒業(卒業設計賞受賞)
1992年~1993年 フランス国立建築学校 パリ ラ・ヴィレット校(文部省給費交換留学生)
1995年 京都大学建築学科大学院 修士課程修了
1995年~2013年 竹中工務店 設計部
2013年~ 近畿大学建築学部 准教授

Awards

2017年3月 兵庫県豊岡市 旧城崎消防署プロポーザル最優秀
2015年3月 京都景観賞 建築部門 奨励賞(京都文化医療専門学校)
2013年12月 公共の色彩を考える会 公共の色彩賞 (京都文化医療専門学校)
2011年8月 大阪府 大阪都市景観建築賞 奨励賞(エスリードビル本町)
2009年3月 日本建築学会 作品選集2009 (たけびし本社増築)
2009年2月 オランダ デルフト工科大学 建築学部 デルフト工科大学建築学部棟 国際コンペ BEST50
2008年12月 日本商環境設計家協会 JCD賞 BEST100 (たけびし本社増築)
2008年3月 日本建築学会 作品選集2008 (オムロン草津事業所 新3号館)
2008年2月 日本照明学会 照明普及賞 優秀施設賞(たけびし本社増築)

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第23回 Café Meeting

竹中工務店での、最後のプレゼンテーションです。


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